2006-01-01から1年間の記事一覧

「あなただけは残ってください」 :-|

非常に厳しいプロジェクトに参加しているが、そろそろ本番リリースを迎えようとしている。自分は、システム開発に携わるようになって来年で19年目になるが、本番リリース時に開発チームにいることは初めてだ。今までは開発時は多くのメンバが作業をするが、…

朝会と議事録 :-)

いろいろ混沌としたプロジェクトではあるが、朝会だけは欠かさず行っている。やはり情報が緩やかに共有できるのでとても良い。メンバからも好評である。朝会の議事録は不要、スタンドアップで行うという現場が多いように思うが、今のプロジェクトではスタン…

良いリーダ :-<

どういうリーダがが良いリーダなのだろうか。今求められているのは、以下のようなリーダだ。 自分のチームの成果にのみ責任を持つ つまり、複数のチームがひとつのシステムを構築する場合でも、割り当て作業のみをキチンとこなすこと、こういうリーダが求め…

年功序列、ホウレンソウ禁止 :-)

ちょっと古い話だが、2006年11月11日の朝日新聞に、岐阜の「未来工業」という会社のアンチ成果主義についての記事を読んだ。この「未来工業」という会社は、現在良いとされていることを真っ向否定していて、それでいて業績が良いらしい。 給与は年功序列 ホ…

障害管理 :-<

現在、巨大なシステム開発現場でさまざまなテストが並行して実施されている。しかし、その中で、障害の管理はなぜかメールのやり取りに終始している。一応簡易なBTS(バグトラッキングシステム)はすでに用意されているのだが、それが有効に使われておらず、障…

TV会議システムの導入検討 :-<

TV会議システムを導入しよう、という動きがある。特に自分の勤める会社は本社、支社が離れているため、TV会議システムがあると経費削減になる、ということらしい。 実際に何度かTV会議システムを使用したこともあるが、便利なのだろうか。私は以下のような問…

縦割りチーム :-<

「マージを終えたら、必ず手動で全件テストを実施し、結果を履歴に記述すること!!!守らない場合は個人的に注意します。」 我々は構成管理にCVSを使っているのだが、大規模開発のため、それぞれのテスト用にブランチを分けている。で、特に重要なブランチ…

テストファースト文化 :-)

テストファーストは、まずテストコードを書いてエラーを出し、そのエラーを解決することで正しい実装を確認していく、というやり方だ。大抵はテストファーストというとコーディングとユニットテストのテクニックと思われる場合もあるだろうが、これは要求仕…

プロ意識 :-|

プロ意識 最近、「プロ意識」という言葉を意識している。というのもその言葉を最近聞くことがあったからだ。ひとつはふりかえりで「プロ意識が低い」というPROBLEMを挙げた人がいたこと。 もうひとつは、デプロイミス(モジュール忘れ、古いJARへの参照のまま…

個人、チーム、顧客のWin-Win-Win :-)

今までなら、「かなりひどい仕打ち」を受けていると思うだろう。実際、ちょっとひどい。 他チームサポートもし、自チームの進捗を守るため、平均270時間/月も働いているのに、バグがあると「たるんでいる。」と言われる。 ミスをすると、とても他人に厳しく…

なんでこんなに頑張らなければいけないのだろう。 :-)

最近、どうしてこんなに頑張るのか、を考えている。 プロジェクトは危機的状況だが、作業請負契約なので自社としては問題ない。(超過分割り増しも会社間ではある。) 自分は超過勤務手当てはもらえない。(会社間でも、会社と個人の間でも自分だけは特別で無い…

優先度 :-|

優先度が無いプロジェクトは最悪である。最近、マネージャの発言が気になるのだ。 品質が悪い原因は何だ。原因を明確にし、対策を立ててください。 進捗表への記入はもっとも重要だ。かならず、工数を記入し、遅れているのならばなぜ遅れているかを明確にし…

ミス :-<

まだまだ不十分ではあるが、結合テストが始まり、徐々にサブシステムが合流しつつある。しかしテストは非常に遅れており、ありえない状況ではあると感じながら、日々作業を続けていたが、単純なミスを連発してしまった。よくある話とは思うが、テストモジュ…

面接 :-)

ある程度の規模のシステム開発を行う際には、パートナー企業の方と協力して作業することが多い。自分のプロジェクトでも数名パートナーの方をお願いしている。たいていの場合、リーダもしくはマネージャが一度面接をして、その人のスキルや人柄などを確認し…

KEEPを忘れない :-)

以前こういうことがあった。巨大なシステムなので、毎週各チームのリーダが集まり進捗会議を行っている。その会議をあるマネージャがまとめているのだが、なかなかうかくいっていない。結合テストをはじめて1ヶ月が経過したくらいだったように思う。 リーダ…

XP祭り2006 :-)

XP祭りというイベントに参加してきた。いくつか気づきがあったのでメモしておこう。(多少記憶違いがあるかもしれない。気づいた人はコメントください。) 「プラクティスが大事なのではなく、プラクティスを探求する姿勢が大事」 いい言葉だ。 「カイゼンでは…

気づきを得る、気づきを得やすくする :-)

今日は充実した一日だった。実はちょっとしたワークショップを担当する予定だったので、その参考にできればと知り合いが講師をしているワークショップを無理言って見学させてもらった。はじめのうちは「自分ならこうするな。」とか「こういう説明したほうが…

議事録ドリブンな開発 :-)

以前から議事録は大好きで、自分ほど議事録を重視している人をあまり見かけたことは無い。ただ議事録重視とはいってもほかの人とは若干ニュアンスが違う。私は、以下のような考えで議事録を作成している。 どんな会議も議事録を取る。朝会も、ちょっとした担…

最低品質保証スタイル :-)

たいていの現場がそうであるように、今私が作業しているプロジェクトも進捗が遅れている。遅れの原因はいろいろあるが、その中の一つに、「よいものを作りたい。」という気持ちがあったと思う。「よいものを作ろうとして何が悪いのか?」と思われる方も多い…

リーダは立派ではいけない :-|

非常に忙しい。このところ休日も無く忙しく働いている。私は週40時間労働の強制は批判的ではあるが、週40時間労働を推奨する文化を育てたいと思っている。しかし、「週40時間ってなんのこと?」という状況で日々作業している。みんな疲れてきているが、一部…

問題を隠す文化 :-<

以前、こんなことがあった。結合テストに入る予定が1ヶ月近く遅れており、非常に混沌としていた。ただ自分のチームの作業は終了しており、接続先の準備が整い次第いつでもテストに入れる予定だった。もちろん、待つだけでは意味が無いので、その間は接続先の…

忙しい :-<

非常に忙しい。システム構築を行っているので、忙しくなるのは慣れっこだと思っていたが、なぜか今まで以上にきつい。なぜだろうか。いくつか思い当たるフシはある。 ペアプロが多い。 ペアプロ文化があるので、なるべくペアを組もうとする姿勢がある。それ…

シンプル :-<

シンプルなモデルが好きだ。将来性は無視してはいけないが、起きるかどうかわからない将来に対応した複雑なモデルはどうしても理解できない。自分がこの業界に向いていないなと思うのは、こういう複雑なモデルに出くわしたときだ。現状、それが最適な解なら…

週40時間労働の効果 :-|

以前にも、週40時間労働を強制するのはNG、と主張したが、実際に実施した状況をイメージしたところ、面白い効果があるような気がしてきた。たいていの場合、最低限の切れ目までは作業を継続してもよい、と言うルールだろうが、これを厳密に時間で区切ってし…

validator :-)

以前、こんなことがあった。大規模アプリ開発で、3層どころか、5層ぐらいのシステム(端末層、GUI層、フレームワーク層、ビジネスロジック層、バックエンド層など)のシステム開発をしていたことがある。自分はフレームワーク層担当。そこで、入力値チェック(V…

チームの目標とは :-<

以前、こんなことがあった。とあるプロジェクトで、私はいくつもあるサブチームのリーダを担当していた時のことだ。プロジェクトも山場に差し掛かり、単体テスト終了がもう少し、と言うところまで来ていた時期のことだった。ある日、他のチームとの打ち合わ…

評価査定制度はNG、年功序列制度はGOOD! :-)

サラリーマンの給与は最近では、評価査定などと称して、能力や貢献度で給与が決まる制度を取る会社が多くなってきた。以前の日本社会では、年長者が偉く、年長者が組織に貢献してきた歴史も長いため、年功序列の給与制度が実施されていた。しかし、最近では…

こだわり :-)

システム開発をするにはこだわりが必要だ。クラスの構造に対してのこだわり、ユースケースの粒度へのこだわり、クラス名や変数名のこだわりなど、ある一定の指針があり、このほうがよりよいだろう、と考え、こだわって開発を進めることが重要な気がする。こ…

テストファースト :-)

我が家には小学生の娘がいるのだが、ある日こんなやり取りがあったらしい。 母:「今日は新しい単元だから、まずは教科書や参考書を読んで理解しようね。」 娘:「えー、めんどくさい。問題集やればいいでしょ。」 母:「だって、ここぜんぜん知らないはずだ…

週40時間労働はNG(続き)(;.;)

前回、週40時間労働はNGという日記を書いたが、焦点がぼやけていたような気がするので追記する。まあ言いたいことは、 開発者たちがやりがいを感じ喜びを体感できるためには、週40時間労働にこだわる必要はない と言いたかっただけなのだ。おそらく、週40時…