優先度 :-|
優先度が無いプロジェクトは最悪である。
最近、マネージャの発言が気になるのだ。
- 品質が悪い原因は何だ。原因を明確にし、対策を立ててください。
- 進捗表への記入はもっとも重要だ。かならず、工数を記入し、遅れているのならばなぜ遅れているかを明確にし、いつまでに遅れが取り戻せるのかを報告してくれ。
- インタフェイスの齟齬があるのは致命的だ。もっと確実にできないのか。打ち合わせやレビューはきちんと行っているのか。
まあ、うまくいっていないプロジェクトではこのように日々問題があり、マネージャに怒られるわけだ。しかし、何を優先すればよいのかは明確には提示されない。おそらく、最も重要なのは「マネージャの指示に従うこと」だとマネージャ自身は考えているのだろう。リーダたちもそれはある程度はわかっている。だからそれを守るために、動こうとするのだが、次から次へと終わっていないところに新しい要求が降ってくる。これではリーダたちはたまらない。で、できる限りマネージャの言うとおりに行うようにして、みんな苦労しているのだろう。
たいていの場合、マネージャが言うことは正論だ。
- もう一度、内部でドキュメントを見直し、必要であれば打ち合わせを開くように。
こんな指示も良く出る。まあリーダたちはわかっているのかもしれないが、私はそんな指示に従う気は無い。そういうことができない、それよりも優先すべき項目がある、から行っていないのだ。そういう状況がマネージャにはわからない。
せめて、「XXの期間を延長してでもXXの対応を急いでくれ。」というのが指示の出し方だと思うのだがね。なんでも全部やる、はシステム開発ではNGパターンだ。