リーダの責任 :-|

たとえば、メンバと意見が衝突したとしよう。

  • メンバ:「XXXすべきです。」
  • わたし:「それは、テストが終了して、スケジュールに余裕があったらにしませんか?」
  • メンバ:「それでは、XXXする効果があがりません。今までのxxxは非効率的でミスもおきやすいと思います。」

その後、何度か押し問答。

  • わたし:「そこまで言うのなら、任せるよ。大丈夫かな?」
  • メンバ:「大丈夫です。できます。」

しかし、その後問題はやはり起きた場合、責任はリーダであるわたしにあることになる。わたしが、「最初は反対したんです。」とか「メンバが責任を持つと言ったから任せたんです。」なんて言い訳したところで、誰も納得しないし何にもならない。

またこんなケースもあった。

  • わたし:「XXXは今回の対応範囲外の障害です。」
  • お客様:「それはわかるし、お願いするスジではないとも分かっているが、何とかなりませんか?」
  • わたし:「実は、障害分析はできていて、XXXという対応で改善できるとは思っています。」
  • お客様:「では、対応してくれるかな。」
  • わたし:「対応は簡単ですが、その部分の再テストが簡単にはできません。」
  • お客様:「対応だけしてくれたら、テストはこちらで行うよ。今回、なんとかこの部分も直したいんだよ。」
  • わたし:「わかりました。では、修正だけでテストはお願いします。」

しかし、その該当部分で障害が出た場合は、やはりわたしが直さなければいけないし、それが直っているかをテストしなければならない。最初は追加工数が非常に少なくすむと思ったから、修正だけならOKとしたのだが、結局再テストもしなければならないため、対応工数は大きく膨れ上がってしまった。

これも「不具合が出ないと思ったから、修正する、と言ったんです。不具合がでるのなら、元に戻します。」とはならない。