進捗管理(-_-)
現在は非常に大きなプロジェクトのひとつのとても小さなサブチームのリーダとして作業している。プロジェクト全体はどのくらい大きいのか、まったく想像もできないくらいだが、私のチームは4人。まあ仲良くやっている。
最近、進捗報告をExcel表で毎週提出しなければならなくなったが、そのExcel表は各工程ごとに分かれており、予定実績を書けるようになっている。また、設計書ならページ数の予定と実績、単体コードなら予定のテストケース数と実績も管理できるようになっている。
よい点はレビューを書く欄があり、そこも予定と実績が書けるようになっている。
しかしそれ以外は、従来のウォーターフォールを厳密に適用すればプロジェクトが幸せになる、と信じていると思われるような項目ばかりだ。管理も局面単位だし、工数も予定よりオーバーしたなら、アラート表示できる、という点がマネージャには受けるのだろう。こういう管理をいまだに行うプロジェクトが多い、という現実をみると、やはり「もっとプロジェクトのよい進め方があるよ。」というのを伝えていきたい、と感じる。
最近、雑誌にも記事を書くのだが、本当に伝えなければいけないことが少なくなってきたように思っていた。当たり前のことをわざわざ記事で紹介することも無いのだ。たとえば、繰り返し型開発でリスク回避しよう、なんていっても当たり前すぎる気がしていた。
しかし、現実はどうだ。自分のいるプロジェクトではこのような厳密な管理表を強制してくるし、開発工程も繰り返しはしない。繰り返し型が完全で適用しなければいけないとは思っているわけではないが、ほとんどの場合、そちらのほうがリスク回避、開発効率からも採用すべきだとは思う。やはり当たり前なことでも読者にわかりやすく、考えるきっかけになるような記事を書いていきたいものだ。