朝会はリズム

私は、朝会とよばれるミーティングをここ数年続けている。朝会とは、

  • 全員が毎日決まった時間に行うミーティング
  • やることは以下だけ
    • 前回の作業内容の報告
    • 今回作業する予定の報告
    • 問題と思っていることを伝える

こういうものである。もともとは、日次スクラムを良く知らないまでもまねしてみた、と言うのが始まりだった。

この朝会はコミュニケーションを助けるのに非常に良く役立つことは良く知られている気がするが、毎日のリズムを生み出す効果はそれほど語られていない。

最近、自分の参加しているプロジェクトは当初の見積もりが甘く、非常に忙しい以外はとても順調なプロジェクトだ。コミュニケーションも取れているし、協力し合う体制がとても良く取れている。何より、毎日が楽しい。これがとてもプロジェクトには重要だ。しかし、なぜか今日はあまりやる気も起きず、ちょっと停滞していた。

なぜか。

まあ、昨日大量のバグを一人で直しまくったので少々疲れたのもあるが、1次納品直前と言うこともあり、納品用ビルドの確認などにみな追われてしまい、朝会を行っていなかったのだ。このプロジェクトの朝会ではルールを少し緩やかにし、

  • 15分以上かかっても良い
  • 無駄な内容を行っても良い。(Good&Newなど)

というルールを適用しているためか、とても笑いが多い。誰かがぼけたりつっこんだり。この笑いをしたあとに、PCに向かうと「さあ、やるぞ!」という気持ちがわいてくる。この気持ちがメンバ全員が毎日持っていれば、どんな困難も乗り越えられる気がする。毎日、決まった時間に朝会を行い、作業に着手する。こんな習慣が身についたため、毎日のリズムが刻まれ、一日を有効に過ごすことができている。

本日は朝会を行っていなかったが、朝会を毎日行ってもらっている人に「朝会、どうしますか?」とたずねたところ、「やりましょう」と言う返事が返ってきた。私個人だけでなく、チームにもリズムが生まれつつあるようだ。