次の仕事

今回の仕事はやっと終わりを迎えそうである。顧客から「プロジェクト経費削減」のため、単価の高い私の作業を減らす方向で調整が済んだようである。顧客は「経費」という言葉で角が立たないようにしているが、はっきり言えば、「必要ないので帰ってください。」といわれたのと同じだ。そういう意味では、「ダメなやつ」と烙印を押されたようでさびしい。言い訳としては、私の立場での顧客(SI)と直接話をする機会がなく、契約上なんの関係もないサブリーダ経由で評判を聞いただけだと思われるのが、くやしい。わかる人にはわかると思うのだが、そのわかる人がいないのだろう。というか、私の意見を聞きに来る人が皆無である以上、わかるわけが無い。

しかし、いつまでも落ち込んで入られない。今回のプロジェクトでは雑誌の記事ネタを大量に仕入れることができた。実体験としてアンチパターンを経験できたのはプラスだった。

さて、次の仕事だ。次は大手外資のSIのお手伝い。ただ、その会社は前職でも付き合いがあった会社で、外資にありがちなパーティションセパレート型で個人主義が徹底している会社だ。人との会話より、個人の創造的な作業を重要視する。私のようなコミュニケーションを重視するタイプには、ちょっとやりにくい文化だったりする。

なんか、いつも文句ばかり言っているような気がする。もともと元請作業をしたいばっかりに転職したのに、なかなか機会に恵まれない。根本的に自分で営業活動するなど、意識改革が必要なのかもしれない。