直すべき点

上司と飲んだ。最近、つらいことが多かったので愚痴を言わせてもらったが、自分の悪い点を指摘してもらった。

  • 目を見て話すこと。
  • きつい口調で話さないこと。
  • しゃべりすぎないこと。

これが私の改善点らしい。

  • 目を見て話す

人の目を見て話す、というのは確かに基本的なことだが、ずっと見詰め合って話すのは少々恥ずかしくて苦手だ。外人は目を見詰め合って話す人が多いと聞くが、日本人同士の場合、目をじっと見詰め合って話をすることのほうが少ないんじゃないかな。自分だって、相手の目を見て、少し目をそらして、また目を見て、と言う感じで話していた。このくらいで十分と思っていたんだけど。しかし、相手によっては、もう少し目を見て話したほうが良いのかもしれない。

  • きつい口調

これはある程度自覚はしていた。「正しいことを正しいと言って、何が悪いのか?」という考えが自分のどこかにあるのだ。しかし、開発現場でも最近は正しくなくても納得して仕事できることのほうが大事だ、と徐々に考えは変わってきている。ただ、すぐ興奮して、相手を説得しようとしてしまうのが私の悪い点だ。相手を説得しようとして、自分の主張を押し通そうとするあまり、きつい口調になるのだろう。実は大抵のことはたいしたことはないのだ。たとえば、昨日その上司がゴルフがオリンピック正式種目になれば、アマチュアが出るだろう、というので、興奮して、その考えはありえない、と説いてしまった。そんなこと、どうでもいいのにね。その上司には「今日は私は自分の自由に愚痴も言うし、言いたいことはいわせてもらいますから。」と甘え宣言(!?)をしていたのでまあ、いいか、というところだったけど。しかし、酔うと余計に歯止めがきかず、きつい口調に磨きがかかっていたかもしれない。

多分、自分のことをみとめてほしいんだね。「こんなに優れた考えができる人なんだ。」と相手に思ってほしいんだね。本当にそう思ってほしかったら、相手と対決するのではいけないよね。意識ではわかっているのに、このあたりが性格なんだろう。また、相手にも正しいことを知ってもらったほうが相手のためになる、と思い込んでいる点もある。相手が自分で気づくのが一番。人から言われたことには納得したく無い場合も多いよね。しかし、いつもの癖でついつい興奮して、大声で口調がきつくなってしまうんだ。

だからこそ、まずは形からはいる。そう、「きつい口調」をやめればいいんだ。声をソフトに、ゆっくりと話せば、落ち着いて物事がかんがえられそうだ。これは上司の言うとおり、守っていきたいことだ。

  • しゃべりすぎない

沈黙は金。かな。これも元来の性格で目立ちたがり屋なので、ついついしゃべりたくなってしまう。自分の主張をすべて言い尽くしたくなってしまう。会議では、大抵私が一番発言している。いいことも言っているんだろうけど、相手の主張を聞く能力に大きく欠けるところがあるんだと思う。特に人から「しゃべりすぎる」と言われていると言うことはそういうことだ。本当に必要なことをしゃべっていると思われるのであれば、そうは相手は思わないだろうしね。

これはただ、常日頃から自分に注意していることでもあった。最近では会議では、なるべく発言しないようにがんばっている。しかし、一度発言を始めるととめどなくなってしまう傾向はなかなかなくなっていない。大体30分ぐらいは黙っていられるんだけどね。必要なことを簡潔に話す能力が必要だね。