作業範囲の勘違い :-|

今月は隣の部署からの保守案件を実施している。すでに3年以上も保守が継続されている案件なので、今まで保守してきたメンバは状況をよく理解しているようだ。しかし、今回はそちらの部署がどうしても手が空かない、ということで我々に作業を依頼してきたのだ。従来のメンバからレクチャーも受け、アーキテクチャも大体わかったので、ほぼ問題なく進むはずだった。しかし、実際には作業範囲の勘違いが2件発生した。1件は作業範囲を多く勘違いしていたのと、もう1件は作業範囲を少なく勘違いしていた、という内容だった。

こういう状況をみると、やはりコミュニケーションが重要ということになるのだろうが、それなりに意識はあわせていたつもりだ。まあ、だからこそ早めに作業範囲の勘違いに気づいたのかもしれない。しかし、はじめから問題がなかったほうがやはりよかったはず。

どうして、こう勘違いが起きたのかと分析してみたが、おそらく以下のような理由による気がしている。

  • お手伝いの意識が強く、言われたことだけをやればよいと思っていた
  • 今回の保守の目的を意識していなかった(顧客の視点がかけていた。)

作業範囲のミスは、顧客の目的を意識していればある程度想像はつくはず。そこで、作業に着手すれば「ここはやらなくてよいのか?」などという疑問は当然わくはずで、もっと早くわかるはずだったと思う。

ちょと保守だからといって仕事をなめていたのかもしれない。