ふりかえり

昨年からずっと参加してきたプロジェクトの「ふりかえり」を行った。

今回は全員は参加できなかったのだが、発注側のキーマンも出席していただけたので、なかなか活発な意見が出た。ふりかえり自体は時間が2時間しかなかったが、今回はとても有意義な会話ができたように思う。

今回はいかのように行った。

  • 10分間で各自KPTを付箋に書く。
  • KEEPから1人1枚ずつ順番に貼ってもらう。その際に、説明をその人からしてもらう。
  • 同様の内容を書いた人は、その付箋の近くに自分の付箋を貼る。
  • まずはKEEPをすべて出してからPROBLEM/TRYへ行く。PROBLEM/TRYも同様に1人1枚ずつ説明してもらいながら貼っていく。
  • 検討したい項目を選ぶ。その際には、簡単に1人ずつ指名し意見を求めた後多数決で検討項目を決める。
    • 多数決は、付箋に正ちゃんマークを書いてもらって多数決をした。
  • 検討項目が決まったらディスカッション
    • なるべく全員が発言できるように気を使う。発言していない人がいたら、無理やり「XXさん、どう思いますか?」と聞いてしまう。
  • 最後に一人一言ずつコメントをいただく

みな、質問をすると自分の意見を言ってくれる。そしてみな、プロジェクトのことを考えてくれていた。私も、自分の主張を沢山言ってしまったが、私の気持ちも伝わったのではないだろうか。

今回TRYでもよい意見が聞けた。

  • 障害を歓迎する心が大事だ

これは、実は私も常日頃から思っていたことだ。実際、次回の記事にも書いている。障害を問題と考えるから、チーム間で問題を隠すし、マネージャは責任追及の口調になる。そして、問題を隠し、問題は水面下でどんどん大きくなってしまうのだ。こういう意見が聞けたことはとてもうれしかった。
また、みな、

  • こういうふりかえりは、有意義だ
  • ふりかえりは、もっと頻繁に行いたい

という意見も聞かれた。最近いやなことが多かったが、今回のふりかえりは自分にとってもとてもうれしい内容になった。